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CAREERS 2022.12.12

人々の生活の基盤となる電力業界を支えるSE。組織に縛られない働き方を経て、日立製作所へ

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2021年に株式会社日立製作所(以下、日立)に入社をした山口 英希は、組織に属さないシステムエンジニア(SE)として活躍していた実績を持っています。組織に所属する道を選んだのは、貢献度の高い仕事がしたいという想いからでした。山口のキャリアを追いながら、現在の仕事の魅力に迫ります。


この記事の目次

SIer、契約社員、さまざまな経験を通して選んだ場所

大学を卒業後、2社のSIerで経験を積んでいた山口。Webエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後、SAPやBIなど企業情報の一元管理や統合といったパッケージの領域を手掛けていきました。

山口 「私が会社を退職し、ひとりのSEとなる決意をしたのは、社会人になってから14年目のこと。当時は、お客様先で仕事をすることが多かったため、『一緒に働かないか』とお声がけをいただく機会が多かったんです。在籍した会社にも愛着はありましたが、より幅広い仕事に従事したいという想いから、組織に属さない道を選びました」

新たなキャリアを歩み始めた山口は、これまでの経験を生かしながら、さまざまなプロジェクトに携わっていきます。

山口 「前職は退社したものの、契約社員として関係が続いていたため、そちらから案件を任せてもらう機会も多かったです。在職中に、日立で電力業界の案件に携わったことがあったのですが、契約社員になった後も、その案件には継続して携わっていました」

2年間、完全には組織に属さず、契約社員として仕事を続けてきた山口。自分の裁量で働くことができる環境に充実感を覚える一方で、請負で仕事をするという立場にもどかしさを感じるようになったといいます。

山口 「長く関わっていたこともあり、日立の案件ではサブリーダークラスの仕事を任せてもらったのですが、顧客やビジネスパートナーとのネゴシエーションなど、契約成立までの最終局面につながる部分は正社員でないと携わることができませんでした。とはいえ、自分はお客様の目の前で直接仕事をしていますので、その大事な核の部分に入り込めないジレンマがありました」

お客様や会社への貢献も含め、自分の裁量でより大きな仕事をしたいと思うようになっていた山口。大きな仕事ができる日立に魅力を感じて、日立の一員となる意思を固めました。

統括チームのリーダーとなり、次世代システムの研究にも携わる

2022年現在、山口は、社会ビジネスユニット社会システム事業部で、大手電力会社の制御管理システムの構築を担当しています。

開発に携わるシステムは大きなシステムが複数のサブシステムに分かれた構造。山口は当初、そのサブシステム開発のメンバーの一人として参加していました。その後、システムの大規模リプレースに際し、システム全体を統括するチームに異動。これまでのサブシステムにも関わりながら、統括チームでリプレース計画の立案などにも携わりました。

山口 「直近では、お客様と折衝し、案件をコントロールする、プロジェクト全体の統括チームでリーダーを担っています。正社員になるときの希望通り、お客様に深く関われる仕事に携われることが嬉しいですね。『次はプロジェクトリーダーに挑戦してみないか』と誘われているため、期待に応えようと努力しています」

入社後、とくに印象に残っているのは次世代システムの“研究”に携わったことだと話します。

山口 「現行のシステムは2025年までの使用を想定しています。それ以降はシステムの更改が必要になるため、お客様と一緒に、新システムに向けた研究を行いました。電力業界でシステム開発をしていく場合は、経済産業大臣から認定を受けた一般送配電業者10社が中心となり、国の方針に寄り添いながら内容を検討していきます。

未来に向けて、どうしていくのが最適なのか。現行システムの分析に始まり、電力で使用する次世代スマートメーターの予測、それに対しての有効なシステムの検討、最終的なデータ移行やリプレースの方法まで、1年かけて研究する活動は、とても新鮮でした。

人々の暮らしを支えるインフラに携わっているからこそ、開発はもちろん、その前段階からの検討が重要です。こうした案件に携わる責任とやりがいを感じています」

やりたいことや明確なビジョンがあれば、確実にステップアップできる環境

前職時代からともに仕事をしていたものの、日立に入社してから、自身の意識にも大きな変化があったと言います。

山口 「プロジェクトには、日立以外のたくさんのパートナーの方々も参加していますが、やはり仕事の核となるところは、社員が責任をもってお客様に提供しなければなりません。役回りや立ち回り、責任感も含めて、以前の自分とはかなり意識が変わりました。お客様も以前は1パートナーという認識でしたが、『日立の山口さんになったんだね』と喜んでくださっています。立場が変わったことでご提案できる幅が広がり、さらに寄り添えるようになったと感じています」

付き合いの長いお客様から喜んでもらえるところも、社員になって良かったことの一つだと言う山口。また、SEとして技術を磨いていく上でも、魅力を感じています。

山口 「情報収集や教育といった環境が、本当に充実しています。ITの市場動向や他社の動きなどは、一人で仕事をしていると把握しづらいのですが、組織に属していると、そういった情報が自然に入ってきます。日立という大きな母体のなかで、多様な情報を得られることは大きなメリットです。

教育という観点では、自分のキャリアプランを上司が一緒に考え、後押ししてくれます。『次はこのカリキュラムがいいよ』と推奨された研修を受けると、その内容が日々の仕事のなかで着実に生きてくるんです。ステップアップにつながっている明確な実感があるため、先を見据えた視点に驚かされます」

自分のやりたいことや明確なビジョンを持っている人が、成長できる環境。SIerや契約社員での経験も踏まえ、山口は日立をこう評します。

山口 「自分が持つ仕事への情熱を、しっかり受け止めてくれる会社です。大企業ですが役職による隔たりを感じることもありません。直属の上司はもちろん、その上長など、上の方まで直接お話することができますし、自分の想いをしっかり聞いてくれます。またその想いをくみ取って、現場でどういうポジションを与えたら良いかまで親身に考えてくれます。モチベーションが高ければ、大きなやりがいと成長が得られる会社だと思います」

日立の文化と外部の良さをミックスし、新しい風を吹き込む

入社する際、「将来は課長以上の役割を」との期待を寄せられたという山口。日立の社員となって1年が経過した今、マネジメントの意識も芽生えています。

山口 「もともと役職的な上昇志向が強いタイプではなかったのですが、その役割を意識するようになってきています。組織にいると、自分一人の力だけで成し遂げられることは多くないと感じます。部下の育成や組織全体を活性化させられるような役割を、果たせるようになっていきたいですね」

また、経験者採用入社だからこその強みも生かしていきたいと話します。

山口 「私は十数年、SIerや契約社員を経験してから日立に入った人間です。新卒採用で長く勤めている方も多いので日立色はあるのですが、会社からはそれをあまり意識せずにやってほしいと言われています。日立の文化を深く知りつつ、外を経験してきた人間として両方の良いところをうまくミックスし、組織に新しい風を吹き込んでいければと思っています」

前職時代、初めて日立の案件に携わったとき、強い責任感を持って活躍する社員の姿に刺激を受けたという山口。

周囲の期待に応え、成長を続ける彼自身もまた、刺激を与える存在になっていくでしょう。

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